ふじふくしの里(NINOMARU village)に入るとすぐに赤い三角屋根の建物があります。その建物のそばには、かつて日本軍が石油を求めて採掘した跡が残っています。
~これは、嘘のような本当の話~
昔、二の丸(ニノマル)という巫女がいました。その二の丸が、太平洋戦争の最中「霊峰富士から石油が出る」と神のお告げをしました。当時の日本は、日中戦争から太平洋戦争へ石油が必要だったことから、富士山に壮大な油田計画が実施されました。しかし、石油は出ることはなく、その事実は歴史から消されます。今は、現存する井戸や石油貯蔵用の跡地、当時の建物の写真や新聞記事などの資料が残っているだけです。